【味覚研究ラボ#1】 カップ焼きそばが一番おいしくなるソースの量は?味の濃さの好みを知って、食事をもっと楽しもう

食が多様化し、世界中の食べ物や味を楽しめるようになった昨今、注目を集めている分野が「食のパーソナライゼーション」です。私たちCAN EATは、あらゆる好みや制限に対応した食事を楽しめる未来をめざし、活動を続けてきました。2021年には食品大手のカゴメ株式会社とコラボし、「味覚研究ラボ」を結成。人の味覚や新しい食の楽しみ方に関する研究をはじめました。これから全4回にわたって、味覚研究ラボのメンバーが、さまざまな食の楽しみ方を紹介していきます。第1回のトピックは「カップ焼きそば」です。

 

<紹介してくれた人>

味覚研究ラボ員 徳川さん

 

もはや日本人の国民食といっても過言ではないカップ焼きそば。コンビニに行けばお手ごろな値段でいろいろな味が楽しめますよね。私も大好きでペヤングやU.F.O.はもちろん、一平ちゃんや焼きそば弁当など、さまざまな商品を食べながら育ってきました。

 

そんな私がかねてより周囲の人におすすめしているのが、「カップ焼きそばのソースは半分だけ入れる」という食べ方です。これまでなかなか理解してもらえなかったのですが、今回、本腰を入れて味覚研究ラボで検証することにしました。

 

■いざ検証!カップ焼きそばのソースの量を変えてみよう

カップ焼きそばのサンプルはみんな大好きペヤングを用意。

スパイスはそのまま、ソースの量のみを0.5倍量、0.75倍量、1倍量、1.5倍量と変化させたものを準備します。

味覚研究ラボのメンバーにすべての焼きそばを食べてもらい、最もおいしいと感じるサンプルを選んでもらいました。果たして1倍量以外を好みと答える人はいるのでしょうか。

 

■0.75倍量が人気。味の濃さの好みは人ぞれぞれ

結果は次のようになりました。

通常通りソース1袋を入れたもの(1倍量)が好みと答えた人よりも、0.75倍量を加えたものが好みと答えた人の方が多くなっています。中には0.5倍量が美味しいと答えた人もいました。ソース1.5倍量は、「さすがに味が濃い」とのコメントが多数でした。

 

<その他のコメント>

・0.75倍と0.5倍では麺が持つ塩味を感じられる(40代女性)

・1.5倍は濃すぎて食べられない(30代男性)

・見た目は1.5倍がおいしそう(30代男性)

 

今回の検証では、カップ焼きそばに入っているソースの分量を少しコントロールすることで、ちょっぴり幸せになれることがわかりました。みなさんも、規定量にこだわりすぎず、お好みに合わせて味を調節してみてはいかがでしょうか。

 

結論:「味の濃さの好みは人によって異なり、カップ焼きそばのソースは全部入れないほうがおいしいと感じる人もいる」

 

 

■味覚嗜好測定キットで実験!自分の好みの味の濃さを調べてみよう

実験後、参加者の「味の濃さの好み」を味覚研究ラボで現在開発中の味覚嗜好測定キット(※)を用いて調査してみました。

 

結果、味覚嗜好測定キットで「かなり薄い味好き(緑)」と判定された人は0.5、0.75倍量を好みと回答し、「かなり濃い味好き(赤)」や「濃い味好き(オレンジ)」を選んだ人は1倍量が好みと回答しました。

この結果から、味覚嗜好測定キットの判定と選んだ焼きそばのソースの量に相関性があることがわかりました。

 

今回のように人の好みの味の濃さを可視化して、自分や家族、友人の味の好みについてより深く知ることができれば、もっともっと調理や外食が楽しめるのではないかとワクワクしました。

 

※味覚嗜好測定キットとは?

味覚開発ラボで開発中の味覚嗜好測定キットは、塩味の異なる5種のポップコーンを食べ、好き嫌いを評価するだけで、自分の好みの味の濃さの嗜好性が把握できるツールです。

 

これを使うことで自分の味の好みを知り、より自分にマッチした調理や外食につなげることができます。

 

今は販売していませんが、いずれ実用化できるように、引き続き研究を進めていきます。

 

▼次の記事はこちら

【味覚研究ラボ#2】味の濃さの好みを測って自分専用の「つゆの薄め方」を見つけよう

 

<味覚研究ラボの記事一覧>

【味覚研究ラボ#1】 カップ焼きそばが一番おいしくなるソースの量は?味の濃さの好みを知って、食事をもっと楽しもう

【味覚研究ラボ#2】味の濃さの好みを測って自分専用の「つゆの薄め方」を見つけよう

【味覚研究ラボ#3】レストランで「自分専用の味付け」を楽しもう

【味覚研究ラボ#4】サッポロ一番塩ラーメンで実験!自分好みの味の濃さを知って健康的で楽しい食卓につなげよう

【味覚研究ラボ#5】好みの味の濃さを知れば少し幸せになれるかも?実際の声を聴いてみよう

 

 

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