株式会社CAN EAT(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田ヶ原絵里、以下「CAN EAT」)が開発・運営する「アレルギーヒアリングシステム」のご利用者数が、2022年11月末に3万人を突破しました。ご利用いただいた皆さまに感謝の意を示すとともに、これまでの申請データの一部を公表いたします。
サービスURL:https://biz.caneat.jp/allergyhearing/
■アレルギーヒアリングシステムのご利用者数が3万人を突破。妊娠中・授乳中の食事制限やベジタリアン・ヴィーガンにも柔軟に対応
「アレルギーヒアリングシステム」は、ブライダルや修学旅行などの団体会食に参加するゲストに食物アレルギーなどに関する情報を事前に直接入力していただくことで、詳細な食事制限の情報を正確かつスムーズに把握できるシステムです。
2020年にリリースして以降、数多くのホテル・旅館・結婚式場・レストラン等にご活用いただいた結果、2022年11月末にご利用者数が3万人を突破しました。
これまでの申請の内訳は、「食物アレルギー」が50.4%ともっとも多く、続いて「妊娠中・授乳中」(21.7%)、「お酒が飲めない」(11.4%)、「ベジタリアン・ヴィーガン」(1.4%)の順となりました。
その他にも乳糖不耐症、グルテン不耐症、ムスリムフレンドリーなどさまざまな食事制限の申請がありましたが、システムを通じてスムーズに情報を集約し、コミュニケーションの効率化と誤食事故の防止に貢献しました。
■申請数の上位は甲殻類、果物、ナッツ類。特定原材料等28品目以外も多数
食物アレルギーの申請数では、甲殻類のえび・かにが最も多くなりました。3位以降はそばを除くとキウイ、もも、メロン、りんご、さくらんぼと果物が上位を占め、その他に魚介類やナッツ類の申請が目立ちました。結婚式は成人の参列者が多いことから、子どもに多い乳や小麦のアレルギーは上位に入りませんでした。
上位20品目のうち、アレルギー表示の義務や推奨の対象である特定原材料等28品目に含まれない食品は、メロン、さくらんぼ、すべての貝類(あわびを除く)、マンゴー、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツで、計6種類となりました。
なかでも、メロン、さくらんぼ、貝類、マンゴーは、アレルギー表示の義務化が予定されている「くるみ」よりも申請数が多いという興味深い結果が得られました。特定原材料等でない食品は見落としが発生しやすいため、特に注意が必要です。
アレルギーヒアリングシステムには、上記以外にも多種多様なアレルギーが申請され、これまでに申請された食品の総数は500種類以上にのぼりました。アレルギーの重さや注意の度合いも人によって大きく異なるため、ゲスト一人ひとりに丁寧にヒアリングを行った上で適切な対応を選択しましょう。
■妊娠中・授乳中の食事制限はアルコール、カフェイン、生ものが中心だが、個人差が大きいため細やかな対応が必要
妊娠中・授乳中の食事制限では、アルコールを含む飲料や料理、生肉・レア肉、カフェイン飲料を「提供してほしくない」と答えた人の割合が多くなりました。
生魚、生卵・半熟卵、魚卵、ナチュラルチーズも「提供してほしくない」が「提供してもよい」を上回り、妊娠中・授乳中の人が特に気をつけている食材であることがわかります。
その他にもハーブティーやヨウ素を含む海藻類など多様な食品の申請があり、妊娠中・授乳中の方が注意している食べ物は多岐にわたることが伺えました。
また、アルコールを避ける人の中には調味料のアルコールを飛ばした料理に注意している方もいるなど、注意している食品の種類や範囲も個人差が大きいことがわかりました。食物アレルギーと同様に、ゲスト一人ひとりへの細やかな対応が必要です。
■お酒は「料理に使われている程度ならOK」が半数以上。ノンアル需要への対応も必須
「お酒が飲めない」と申請した人の内訳は、「料理に使われている程度までならOK」と回答した人が50.9%と最も多く、「全く飲めない」が29.2%、「少しなら飲める」が18.5%という結果になりました。
近年は、健康志向・節約志向の広がりや飲み会の減少により、若者の飲酒習慣が失われつつあります。「アルコール離れ」が謳われる中、ノンアルコール飲料のバリエーションを増やすなど、お酒が飲めないゲストに向けたサービスを充実させることも、顧客獲得につながる重要な施策といえるでしょう。
■アレルギー対応の効率化と事故防止に!アレルギーヒアリングシステムとは
アレルギーヒアリングシステムは、団体会食の出席予定ゲストのアレルギーなどの情報を事前に直接入力していただくことで、一人ひとりの詳細な食事制限の情報を正確かつスムーズに把握できるサービスです。アレルギー対応業務の効率化と事故防止を目的として、八芳園など多数の企業にご導入いただいています。
最近では婚礼・宴会のほか、ビジネスイベントや会議などMICE関連のご利用や、修学旅行でのお取りまとめ事例も増えてきました。ご興味のある事業者の皆様はお気軽にお問い合わせください。
<ポイント>
・アレルギーがあるご本人の回答を一括でとりまとめ。打ち合わせや事前準備がスムーズに進み、プランナーの負担を軽減できる。 ・詳しいアレルギー情報を一覧にしてプリントアウト。プランナー・キッチン間のコミュニケーションの効率化とミスの防止に役立つ。 ・既存の配席表システムやWeb招待状サービスと連携。アレルギー情報が自動でバンケット指示書(配席表)に連携されることで転記ミスを防ぐ。 ・サービス利用時においてアレルギー事故が発生した場合に治療費や見舞金を補償する保険が附帯。安心して使える。 |
サービスURL:https://biz.caneat.jp/allergyhearing/
導入事例一覧:https://biz.caneat.jp/category/allergyhearing/
お問い合わせフォーム:https://biz.caneat.jp/allergyhearing/contact/
■株式会社CAN EATについて
「すべての人の食事をおいしく・楽しく・健康的にする」をミッションに、食べられないものがある人の外食を救うサービス「CAN EAT」はじめ、食物アレルギー当事者やアレルギー対応に取り組む外食事業者を支援するサービスの開発・運営を行っています。
会社名:株式会社CAN EAT(英語名:CAN EAT Inc.)
代表者:代表取締役社長 田ヶ原絵里
本社所在地:東京都新宿区天神町7番地11 No.14
設立:2019年4月1日
公式HP:https://about.caneat.jp
食べられないものがある人の外食を救うサービス「CAN EAT」:https://caneat.jp
アレルギーヒアリングシステム:https://biz.caneat.jp/allergyhearing/
アレルギー管理サービス:https://biz.caneat.jp/allergenlist/